小学4年生のとき、外遊びをする子どもの減少問題とともに公園への遊具設置を市長に提言すると、それが実現された。大学生のときには、旅行会社が主催するまちづくりのプレゼン大会で自分のチームが優勝。歴代優勝校に有名大学がずらりと並ぶなかでの快挙に心が躍った。また、小学校から始めたバスケットボールでは、強豪高校のチームでキャプテンを務めた。さまざまな経験が「やればできる」という自信を自分に植え付けてきた。その私が就職先に選んだのは不動産会社。合同説明会ではじめて知ったアイ・ユニットは、他社と違って社長から直接話を聞くことができた。社長の話は熱く力強く、「若くして活躍できて稼げる会社」「自分の力で会社を大きくすることができる」という印象を持った。実際にそこで働く自分が想像され、そのワクワク感が私を魅了した。
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未熟さや失敗を
サポートしてくれる入社後すぐの私は、学生のノリが抜けずに多くの失敗をした。それでも、1年目に配属された仕入事業部で売上No.1になることができたのは上司や先輩たちのおかげだ。ある上司は夜まで一緒に物件チラシを撒き、何度もご飯をご馳走してくれた。売上数字を上げる方法を指導し、自分のお客様の案内を回してチャンスも与えてくれた。強気に見えて、実はクヨクヨしてしまう性格の自分に、「1年前のことは覚えていないだろ? 今の悩みも必ず解決するから悩むな」と、親身になってくれたことも忘れられない。未熟さや失敗を見守りながらサポートしてくれる、人間関係の良さがあるから頑張り続けられているのだと思う。そのときにお世話になった上司や先輩に、恩返ししたいという気持ちも今の私の原動力となっている。
姿を見せていく
当社はユニット制をとっているため、入社2年目から部下がつく。部下には言葉遣いから仕事のやり方まで教えられることは全部伝えているが、意識しているのは、嫌われてもその人にとって良いと思うことは伝えること。自分も最初は上司から注意されるたびに内心ムっとした。でも、そのおかげで悪いところに気づき、今に生きている。また、自分の夢や目標は公言し実現する姿を見せていきたい。直近の目標はリーダーに昇格して、事業部の過去最高記録を塗り替えること。その先は年間1,000万円稼ぎ、サッカーの強豪国巡りをしながら世界一周旅行をするという夢もある。まず思い、思ったことを叶え、入社前に自分が感じさせてもらったワクワク感を自分自身が創出し、より魅力ある会社にしていきたい。